数日前のことですが、宙組公演のことを綴っておこうと思います。
今回のお席は、友会で当たった、1階のA席としては2列目のセンター席。2階席大好きの私としてはちょっと残念だったけど、舞台全体がよく観えるなかなかの良席でした(^.^)
まずは、お芝居の「黎明(れいめい)の風」。作・演出は石田昌也先生ですが、はっきり言って私は苦手です(-_-) それに昭和の敗戦後の混乱した日本が舞台というのも、夢を観て思いっ切り現実逃避したい宝塚ファンにとっては、どうなの??・・・と思っていましたから、あまり期待はしていませんでした。
ところがこれがね、思いの外、面白かったのです(^^)v マッカーサーや吉田茂のことは知っていても、白洲次郎さんて誰?・・・と思いつつ観たのですが、こういう方が舞台裏にいたからこそ、日本は見事に立ち直ることができたのですね。
戦後のさまざまなことは、歴史の教科書の中や、時折りテレビで観る映像での知識しかありませんから、白洲氏はもちろん、マッカーサーも吉田茂も、その他の人たちのことも、実際のところは知る由もありません。でもこの舞台に登場するこれらの方々は、立場は違えど、皆が日本を愛し、復興のために全身全霊を注いでいます。
こういう人たちの尽力のお陰で今の日本がある訳で、このような作品が、今この時期に上演されることは、非常に意義のあることだと思うし、あらゆる世代の人に観てほしいとも思いました。
そういう意味では、理事さまの特出も意味があると思います。それに石田ワールド独特のしょうもない悪ふざけも少なかったし。でも宝塚のいわゆる本公演で上演するのは、ちょっと勘弁かなぁ・・・やっぱり夢を観たいもんね(~_~;)
続くショーは、「Passion 愛の旅」。幕開き、センターでスポットを浴びているのは・・・なんで大和悠河さんじゃないんですかぁ~???
その上、銀橋へ出てきて歌っちゃうし・・・いや歌えてるならまだいいんだけどね、声が全然出てないし(=_=) そういう意味では、まだたにちゃんの歌の方が許容範囲だわ、少なくとも声は出てたもの。
と、少々辟易としていたところへ、ようやくトップさんの登場。たにちゃんをセンターに、らんとむくん、みっちゃんの3人の並びは、華やかで綺麗だわぁ(*^_^*)
ショーそのものの構成は素敵だし、照明が効果的で美しく、斬新な色使いの衣裳も、たにちゃんを始めとする宙組の面々には似合っちゃうのね(^.^)b
でも残念なことに、イケメン揃いの宙組若手男役の活躍の場がほとんどないのよ・・・2番手のらんとむくんですら、メインのシーンを貰ってないもの。
それでもフィナーレナンバーの大階段で、1人きらきらの付いた燕尾を着て、センターでスポットを浴びるらんとむくんの姿には、感慨深いものがありました。花組時代、全国ツアーの「琥珀色の雨にぬれて」のとき、『春野さんの肩に手を置くなんてぇ・・・』と語っていた初々しいらんとむくんが、こんなに立派になって(T_T)(←思わず感涙)
そんな訳で、芝居の方はともかく、ショーは理事さま出過ぎです(=_=)
そう言えば、来年から音楽学校の入試が大幅に変わるそうですが、いくら磨けば光る原石を集めても、磨かなければ光らないのよ・・・場数を踏むことによって輝きを増すであろう原石たちに、もっと経験の場を与えてほしい・・・と心から思うのです。
最近のコメント