花形歌舞伎 夜の部♪
新橋演舞場へ行って来ました。今月の夜の部は、「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)」の通し上演からです。
白浪(盗賊)物の名作として、上演頻度の高い作品だと思いますが、なにしろ登場人物の関係がすっごく複雑なのです(~_~;)
あっちとこっちが本当は双子の兄妹だとか、そっちとこっちが実は親子だとか・・・だから結果としては親の仇を討ったことになるんだとかね、もうとくかく入り組んでいるのですよ(-_-)
幕間のイヤホンガイドで、きちんとおさらいしてくれたので、後半は混乱することなく舞台に集中することが出来ましたが・・・。
そんな人間関係はさて置き(なんだ置いておくのか(^^ゞ)、主役の3人の並びが美しい絵のようで、惚れ惚れとします(*^_^*)
中でも娘姿の盗賊お嬢吉三の菊之助さんが艶やかで、それでいて大詰めの立ち回りなんかは威勢が良くてカッコいぃ~♪
和尚吉三の松緑さんも、人情味を滲ませ存在感がありますが、他の2人の兄貴分としては、もう少し懐の深さが感じられたらなぁ・・・と思います。
そして夜の部の最後は、「鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)」。今回のお目当ては、なんと言ってもこの舞踊劇です(^_^)v
能の様式を取り入れたと言う舞台は、シンプルだけれどとっても鮮やか
更科の前の侍女(実は鬼女)たちの衣裳の色が、これまた何とも美しいのです。
日本の伝統的な色とでも言うのでしょうか? 色そのものも美しいけど、その名前がまた美しい・・・例えば、朱鷺色とか浅葱色とかね(*^_^*)(この色については、‘色の名前’で検索すると、いろいろな色と名前が分かって、面白いですよ(^.^)b)
この舞台は、こういう色彩の面でも充分に楽しめますが、もちろん一番の見所は、更科の前(実は戸隠山の鬼女)の亀治郎さんの舞です。
幼い頃から舞の名手と謳われる亀治郎さん、姫として舞う女舞のたおやかさは溜め息ものの美しさですが、鬼女に変貌する瞬間は鳥肌ものです(^^)//゛゛゛パチパチ
切れがあって激しいのに柔らかいのです、亀治郎さんの舞は\(^o^)/
1時間以上の結構長い舞台なのですが、その舞に魅せられてぐいぐいと舞台に惹き込まれてしまい、あっと言う間に大団円でした。
この辺りの世代の若手=花形と呼ばれる役者さんたちの舞台は、美しくて勢いがあって、観ていてとっても気持ちが良く、元気になれます。
昼の部も後日観劇予定ですが、と~っても楽しみですo(^o^)o
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